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JAZZY K BLOG

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第20章 金持ちアルバイト時代(2)

自分でダンススタジオを経営しよう!

 

そう俺は思い立ち、行動は早かった。

 

すぐに目ぼしい物件の情報を集め、昔スタジオとして経営していたが今は空き物件になっていた場所に問い合わせをした。

 

大家さんとも交渉し、自分の納得する家賃で経営がスタートできる確証を得た。

 

 

それと同時に、それまでインストラクターとしてお世話になっていたスタジオのオーナーである先輩に、自分が独立する事を伝える準備をしていた。

 

 

実は、この先輩は自分が初めてダンスに触れるキッカケになったY先輩だった(詳しくはキモヲタ高校生時代を参照)。

 

付き合いも長くなり、一緒に踊り、遊び、本当にお世話になっていた先輩だが、経営としては中々上手くいかず、インストラクターとして入らせてもらっていたものの、ほぼほぼ無給でのバイトだった。

 

 

仲間で

 

楽しく

 

 

そういう思いが先輩にはあったんだと思うが、昔から家族全員商売をやっていた俺からすると、そんなに甘いものじゃないという自負があった。

 

 

経営はシビアで、孤独でリスクがある。

 

だけど面白い。

 

 

 

先輩に雇われていたスタジオを辞める話と、近くでダンススタジオを出すという話をしに行った。

 

スジは通せたのだと思っている。

 

 

先輩は何か言いたげだったが、リスペクトは大事だ、という事だけ俺に伝え、寂しげな目をしながら了承してくれた。

 

 

 

これと同時期に、大学生時代こちらもインストラクターのバイトをさせてもらっていたもう一軒のスタジオオーナーから電話があった。

 

 

“jazzy 、私ね、スタジオ閉めることにしたの。”

 

なんと、7年間続いていた老舗のスタジオAを、今年9月をもって閉めるというのだ。

 

 

俺は今の現状をオーナーのBさんに話し、その話にBさんも乗ってくれて、新しく経営するスタジオがそのスタジオの経営を引き継ぐ事ができるようになった!

 

 

俺は、人間的に良い人間だと思った事はないが、ピンチの時いつも誰かが、何かが助けてくれる。

 

目に見えない力というのは存在しているのだろうと思う。

 

 

 

こうして、いろんな奇跡が繋がりながら、28歳10月、新しいスタジオSをOPENすることが出来た。

 

それまでの貯金を全て開業資金に充て、無借金での最高のスタートを切ることが出来た。

 

 

26歳借金23万からの、脱却の狼煙だった。

 

 

 

第21章に続く。